2009年7月13日月曜日

土日の報告(東京ブックフェア/ライヴ)

この土日の報告をば。
土曜日は渋谷へタイポップのライヴを見に、
日曜は東京ブックフェアでビッグサイトまで、それぞれ行って参りました。

土曜。
大学のOB、ひとつ上の友人と、前々から言われていたタイポップの
東京公演にいってきました。
チケットがそのときのですね。Golf&MikeとICEというバンド2つです。
トークがほとんど学園祭ノリ(笑
二人組のほうのバンドさん、一人は日本語ちょっと喋れるんだけど、
もうひとりはほとんどぜんぜん喋れない。
そしたら、日本語喋れるほうが言う事わすれちゃって

「エート………。………なんだっけ……忘れました。」
「待って、待って、えーと、えーとねー。」
(客席から「がんばって!!」)
「……………が、がんばってます」
(客席:ですよねー。)

最終的に、ほんとに言う事わすれちゃったらしくて、
日本語しゃべれないほうがしゃべれるほうにチョップしてた(笑)
そんで日本語喋れるほうが

「ちょ、え、………。……え、おもいだせない………。
 (ふたたびチョップが入る)
 エート、ボクたちこれからお笑い路線に変更しまーす。漫才やります…」

そしてとっても謙虚。
二曲目のとき。

「えー、次の曲なんですけど………ききます……か?
 ………ききたい?
 ききたいかー………。
 えっと、じゃあやります………ハイ、やります!」

みんな曲ききにきてるんだってば(笑)
ソロのICEくん、日本語できるけどまだ所々アヤシイ。

「久しぶりーの、ニホンです!ぼくー、とってもー………。
 (考える)………とっても……ドキドキ?ぼくは、うわきものです。
 …………。
 …………あ、ま、まちがえマシタっ!!ぼくはうわきものがすきです!!」

なにがいいたいのかわからない(笑)
観客はタイ人と日本人が半々くらい。
うしろにいたタイ人のお嬢さんとなかよくなって喋ってました。
お嬢さん、日本語ぜんぜん喋れないけど、ノリでなんとかなるなる。
しかし、習ってる言葉ってフとでちゃうものね。
最初、タイ語とアラビア語(私)で会話しそうになっちゃったよ。
つい、アジア語って意識が先行した。



で、日曜日!東京ブックフェア!!
これはほとんど写真だけで説明つくんですが。
イラン・イラク大使館のブースがあって、
アラビア語の原著を大量に仕入れてきました。(図2)
まだまともに読めるレベルじゃないのにネ!!
絵本もいっぱいあるのですが、みんな絵がきれいです。
これくらいならなんとかなりそう。<小学生むけっぽいのに;;
あと、ペルシャの詩。でもこれは英訳版です。
日本語でイラクの有名なイマームについての本をいくらか。
ペルシャ絵画のひとのポスター三枚。(図3)
文語訳の新約聖書と、大判のスタディ版聖書(詩編あり)
もりだくさんでした。
持って帰れる限界量を買ったきがします。

さーて、明日は読みつつこれ置く場所つくらなきゃー
オチがこれですよ奥さん!!

2009年7月4日土曜日

女生徒/太宰治

太宰治の「女生徒」についての友人との会話にて私の見解。

そうそう、憎悪も執着。
んで、たぶんあのひとたちにとって憎悪の対象ってたぶんかなり性的なものを含むきがする。
逆に言うと、少女特有のあの「傲慢かつ潔癖で擦れてて多感で世間知らず」っていうのをきっちり理解して描いてみせることによって、少女を性的な枠のなかに嵌め込んで男性の視点で少女を書いてるな、ともおもった。
らしすぎるのよね。

最近購入した本
マダム・エドワルダ 眼球譚その他 ジョルジュ・バタイユ 生田耕作訳 角川文庫
火の精神分析 ガストン・バシュラール 前田耕作訳 せりか書房
ヴェーダ論学集 辻直四郎 岩波書店
ヨーガ ヨーガ行法の段階的修練法 馬場一男 佐保田鶴治監修 平河出版社
威風堂々!ワイセツ大行進 別冊宝島174 1993年4月8日刊行
プーシキン詩集 金子幸彦訳 岩波文庫
リルケ詩集 星野慎一訳 岩波文庫

バタイユとリルケは再購入で、バタイユの挿絵は金子国義が書いている。
両方とも部屋が狭くなってくる度に売り、その後買い直すということ数度に渡るので
もう棄てるまいと決心した。
バシュラールについては十年来さがしていたものが漸く入手できて有り難い。
別冊宝島は評論集で、言っていることの中身が児童ポルノがどうのこうのと
かまびすしい昨今と十年以上前のヘア解禁がどうのこうのという議論が
まったく同じようなことしか言っていなくて笑える。
今後もこういう議論はおこるだろう。