2011年4月3日日曜日

オルソセラスとアンモナイト

写真はいろいろ撮り溜めてあるんだが、
いまひとつ取り込みが面倒でなにもしていない鉱物のページを更新。
今回は化石。
アンモナイトとオルソセラス。
アンモナイトのほうはほぼ全部が、
オルソセラスは一部が方解石化している。
産地不明。
時代的にはこっちのほうがおとうさん。
オルソセラスは「まっすぐな貝」という意味だそうで、
まっすぐすぎてぼきぼき折れるから、
折れないアンモナイトに次代の夢を託して絶滅したらしい。
超わかりやすい理由でいいとおもう。
次世代。たぶん中国産。
これ自体の大きさは4センチ程度なのだけれど、
中に見えるしきりの位置的に
ご存命だったころはもっと大きかったと推測される。
くるんと巻いた構造により、理想の強度の殻を実現。
後期にはニッポニテスなどもう意味解らん形の殻になったり、
大きさも2mを越してみたりと大奮闘していたが、
からくもK-T境界で恐竜といっしょに絶滅。

ちなみに、今も現役のオウムガイはアンモナイトからの派生ではなく
オルソセラス直系の子孫らしくて、
アンモナイトの息子はむしろイカとかタコとかになるらしい。
と、きいた。

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